学校や事業所・官公庁等において交通安全講習会を実施しております。対象者に合った講習内容を作成し、概ね1時間程度で実施しております。
令和4年の飲酒絡みの人身事故は、57件発生し、全人身事故に占める割合は、2.05%令和3年に続き、全国ワーストワンとなっています。飲酒絡みの死亡事故については3件発生し、全死亡事故に占める割合は9.4%で2年ぶりに全国ワーストワンを脱却することができました。しかし飲酒運転の検挙件数は1,025件で人口千人当たり、0.72件で、全国の4.6倍と未だ飲酒運転が多い状況にあります。
県警察や市町村交通安全推進協議会、並びに関係機関・団体と協力して、県内の各地域において、飲酒運転根絶に向けた講演会を開催しております。事業所、官公署等においては、全従業員や職員が社長や所属の長に対して飲酒運転根絶宣誓書を提出するなどの飲酒運転根絶宣言事業所の普及拡大運動を推進中です。
講演会では、警察署長、市町村長、連合会長等の出席の下、県内の飲酒運 転の実態やアルコールの知識、飲酒絡み死亡事故の被害者の家族や、加害者を講師に 招き講演を実施しております。
講演会活動と併せて、県警察や地区交通安全協会、県経営者協会と連携し事業所の飲酒運転根絶宣言運動を推進しております。
実施要領は、会社の従業員は社長へ、官公署においては、その所属の長へ下記のとおりの飲酒運転根絶宣誓書を提出し、組織全体で飲酒運転根絶の取り組みを実施しています。
連合会では上記対策のほか、「飲酒運転根絶」を広くアピールするため、企業・事業所の協力を得て「STOP飲酒運転」とラッピングした自動販売機の設置拡大を推進中ですが、これら自動販売機からの売り上げの一部を交通安全協力金として寄附していただいており、今後、飲酒運転根絶活動に有効活用していくこととしております。